大学生の頃にMayaで制作した人間の顔。ティーンネイジャーぐらいの少年を目指してモデリングした。
ポリゴンでできた男の顔なので同級生達に「ポリ男」と名付けられた。
もともとは選択授業の課題として選んだモチーフだったが、課題提出の締め切りに間に合わせた出来に満足できず、その後も数年間リファインし続けた。
色んな人種の特徴を観察して「人間の顔」を一般化して捉えたモデルを作りたかったが、形状とポリゴンのトポロジーを両方気にしながら作るのに苦労した。
当時は今と違って、高品質な人間のCGモデル無料配布なんて無かった。そう考えると、人間のリグ付きCGモデルやモーションが無料で入手できる良い時代になったものだ。
プログラムのライブラリのようなもので、今はCGの人間のモデリング・リギング・アニメーションをスクラッチで作る時代ではないのだ。安価に入手できるアセットを組み合わせて価値を生み出す時代。
当時Mayaで制作したモデルをZBrushでリファインしてみようと思う。ZBrushを使えば純粋に形状だけに集中できるので、当時上手くモデリングできなかった箇所もかなり楽に修正できそう。
Mayaでのモデリングでは、かなり計画的にポリゴンのトポロジーを整理して形状を表現する必要があったため、形状の理解が曖昧な箇所を手探りで形作っていくようなアプローチが難しかった。特に、当時は口元と耳が上手く作れず挫折した。
ZBrushでリファイン後↓
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